渋谷をブラついてた時のこと。ブラついてたというか、コンタクトを作りに行ってた時のこと。作ってる最中、お腹が少々グルつき初め、若干危うい気配はするも、とりあえず店員の説明も横流しに、初のソフトレンズを購入して店を出る。お腹も持ち直したと一服してたら、一気にその波が押し寄せてきた。あ、俺もついに渋谷デビューかとよぎるも、まだデビューには早いとトイレがありそうな店を探す。かの大手古本屋を見つけてかけこむ。トイレは地下1と3階。迷わず地下1っしょ。いよいよ本当にやばいっしょ。一瞬の油断も許されぬ。不審者に見えませんようにと祈りつつスリ足で店内を半周し、ようやくトイレゲット。幸い空いてる。本当に本当にギリギリだった。神様どうもありがとう。って、ノーーーーー
蓋を開けると水がスレスレのところに。要は詰まりまくっている。
ノーです。これはノーです。今から三階には上がれません。間に合いません。ここにするしかなかろう。した後どうなるかある程度想像はつくも、もうここにするしかなかろう。意を決する間もなく、色んな所に捕まりながらあり得ない態勢でそのすれすれの水へ放流。意外とさっくり出た。そんな事はどうでもいいか。とにかく助かった。本当に助かった。そして助かったはいいけど、スレスレのところで所在なげに浮かぶ僕の大は、これどうしたものか。とりあえず紙で覆う。そして、流して、みる?
うん、詰まってるけど流してみる。
ガチャ。
・・どうなったかは言うまでもないことで、僕は水の溢れる音を背後に店を飛び出したわけで、その後店員さんがどれ程嫌な思いをしたかは想像に難くないわけで、お店屋さん本当にごめんなさいって感じで、でもおかげでスッキリした僕は、必要以上の量のコンタクトを購入していた事に気づいたのでした。ちゃんちゃん。