報われること

このたびは、劇団はえぎわも
結成13年にして、岸田戯曲賞をいただき、本当によかった。
ようやく世間に「がんばったね」と言われた気がした。
まさに苦楽の劇団13年。結成時20代だった我々も30代となり、今は、新しい力を得て、柔軟な変化を続けている。
やめようと思ったり、コノヤロウと模索したり、数年前とかのぞやんにかなりの罵詈雑言をあびせたこともあった。
ま、だから、色々ありましたが、報われたかな。
で、いつまでもそれに甘んじず、次を目指す励みにもなった。常に前進していたい。
また別の10年を目指して。
こちらと同時期に、わたしが一昨年出演した映画
twitter で集まった人たちで作ったtwicine の第一回映像作品「スキャンダル!」が、
ヒューストン国際映画祭ショート部門でプラチナ賞授賞となった。最高賞だそうだ。
これは劇団とは全く異なる主体。
私は音楽振り付けの友人ジーニアス朝日太一くんに誘われ参加したのだが、なにしろ、Twitterからの「Twitterの住人で映画つくろう」って呼び掛けスタートだから、知らない人同士の作品づくり。
母体がない。
人の出入りは激しかったらしい。わたしも撮影直前参加。
だが、撮影直前に残っていた人たちは、頑張った。撮影した。とにかく初めましてだけど、集まって残った人たちは、頑張った。
私は、役者参加のくせに最初から、監督、プロデューサー、振り付け、カメラなどなど、役者以外の方とも交流しまくり。
衣装や構想にまで参加した。
参加したからには、私のだせるもの全てだしてやろうと。
集まった人たちは、実際プロばかりだったのもあったせいか、大人だったせいか、皆の力を総動員で作った。
撮影後の編集、宣伝、公報。
プロってすごい。
寄せ集めだったけれど、皆がんばった、結果、報われた。
はえぎわもtwicine も、頑張って報われた。
世の中、報われないこともあるけど、報われることもあるんだよ。
以下、twicine のブログです。
Yahoo ニュースや、映画のサイトで、ヒューストン国際映画祭授賞のニュースがとりあげられています。
もちろん、これも、きちんと広報してくださるかたがいるから。
作品は、一人の力では、生まれないんですよ。
http://s.ameblo.jp/twicine/entry-11239064547.html