エロスでござあます。

高岡早紀を大好きな友達が、篠山紀信が撮影した高岡早紀の写真集の復刻番を即購入したらしい。
友達は「あれはエロスではなくもはや芸術だ」と言っていたが、シンパシーは感じなかったがエロパシーは確かに感じた。
高岡早紀といえば中一の頃に見た、『忠臣蔵外伝四谷怪談』というまさに二つの物語を絡ませた映画に出演していた。監督は故深作欣二。
その時の高岡早紀の役がお岩さんの役。娼婦という設定で、髪をとかしているシーンでもごく自然に上半身をあらわにしていたので、あのたわわに実った胸に思春期花満開の僕は目が釘付けになり、
「う~ん、エロスッ」
と思ったものである。高岡早紀といえばそのことが妙に印象に残っている。
終盤では幽霊のお岩さんが吉良邸での四十七士の討ち入りを、超能力みたいなものを使って手助けするというなかなかぶっ飛んだ内容であった。
そんなことを思い出しながら僕はとりあえずその友達にプチ出家を薦めておきました。