アジアンキッチン

アジアンキッチンの稽古やら執筆やらの日々。
マニラとソウルの2都市を担当させていただいておるのですが、いやあ、面白いです。
何が面白いって、出演者は皆さん一般人なのです。
それぞれ1人か二人しか出演しないし、しかもアジアンキッチンと言うだけあって、料理を作りながらのお芝居。
そんな難度の高いものを日本で暮らしている、その国の素人さんに演じていただくのだ。
両チームの方もそれぞれやはりとても人柄に個性があるし、これぞ異文化交流というか、毎回稽古が楽しい。
ソウルの方は話せば話すほど様々なエピソードが出てくるし、
マニラにいたっては、日本語があまりスムーズに読めないので、写真のようなローマ字の台本を用意した。稽古場も日本語と英語とフィリピン語が飛び交う、インターナショナルな風景になっている。
当たり前のようにしてたことも全く通じなかったりして、自分が知らぬ間に、すっかり演劇界の常識で塗り固められてしまってたことを知る。
いい意味でのショックばかりだ。
楽しい。
作業は大変で辛いけど。楽しい。これってとてもいいなと思う。
作品として良くなるかはこれから次第だけど。
いい経験させてもろてる。ありがたい。

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