酒は医者に止められている 四六時中噎せてるかの如く、咳が出る。咳に因るものか、咳止めシロップに因るものか、倦怠感が鬱陶しくつきまとう。 たまにはアンニュイで良いのかとも思うのだが、終わりかけの夏を楽しみたいと言うアンビバレンスの中、大して迷いもせず、咽喉科へ。 朝早くテンションが上がっていなかったのか、のんびり喉の奥を検診。が、覗いた咽喉科医が俄然慌て出す。「真っ赤だ…周りにインフルエンザの人いない?」 結果、まぁ、インフルエンザではなかったが、そんなことで酒は医者に止められている。 夏はあと少しだ。