幸若舞

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織田信長が桶狭間の戦いの前に『人生50年~』ってやってた舞。源氏物語のエピソード歌う芸能です。実家のある大江ではこの舞を何百年も伝承してきてて、今では日本で幸若舞をやってる所は大江地区だけです。国宝無形文化財になってて、大江地区の子供、特に小学生の時はこの家で舞を叩き込まれます。年に一回の舞の日にはTV局のカメラが入って、唯一大江が賑やかになる日です。TVに映れて、インタビューもしてもらえて、テンション上がってたのを思い出します。
時代物のドラマとかで信長役の人が踊ってる舞は全然幸若舞ではないのです。
歌舞伎や能のルーツなので、エンタメ感はなく、動きは凄くシンプルで動かない美しさを見せる感じです。最近地元の人が頑張って信長の舞った『敦盛(あつもり)』という演目を復活させて、TVで取り上げられたらしいので、あの『人生50年~』のシーンも変わると思ってます。楽しみです。