噴火するから

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富士はあぐらをかいてその絶景に見惚れていれるけど、
桜島はそれと同時に常に噴火と灰に脅かされなければならないのだ。
桜島は96年前に歴史的な大噴火をした。
その大噴火は数日間にも及び、その時溢れ出た溶岩によって、今のように陸続きになったそうな。
つまり桜島は地形を変え、地図を変えたのだ。
この時の噴火になぞらえて、鹿児島人が激怒する時には「桜島噴火すっど」と言うそうな。
はえぎわでもそういえば昔、舞台に桜島を設置して、「桜島が噴火すっど~!」つって花火をボワア~点けたっけな。役者の服にも少し引火しちゃったりしてあれは焦った。ちなみにその劇場は二度と使わせてもらえていない。そりゃそうか。
その節は申し訳ありませんでした。
そんな、今でも毎日のように煙を立ち上げる危険をそなえた桜島であるが、人はたくさん住んでいる。住民はこんないい所はないと、幸せに暮らしている。
ちなみにサッカー日本代表の遠藤ヤットも桜島の人だ。あのフリーキックも噴火すっど~つって決めたに違いない。
そして僕のルーツも桜島にあるのだった。
かの大噴火で、降り積もる灰によって、とある神社の鳥居が埋まってしまった、テレビなどで知ってる人も多いかもしれないけど。
その埋まってしまった鳥居が、これ、