ドンチャン物語?

ドンチャンが、お父さんの所に引っ越す日。昨日の晩から涙が止まりません。
お母さん。田舎で、畑とお墓に囲まれた家にお母さんを残して、行ってしまうんだから。朝ごはんを食べる時も、話せば涙が出そうになるのですぐにトイレにかけこんて涙を拭いてごはんを食べる。それの繰り返し。早くごはんを食べなさい。お母さんは言います。
ドンチャンはお母さんの顔が見れず話しもできない、最後の日なのに。お母さんもずっと涙を我慢してたんです。
都会の空は明るいよ、お母さん元気か。と、ドンチャンは都会で暮らしはじめました。
つづく