今考えるとうちの祖父の最期の言葉は指文字で「太郎にエサ」だ。正確には犬の名前は次郎だけど。何故そんな事を思い出したかと言うと本屋で遺言と言う文字が目にとまったからだ。で、当時の事を思い出した。
私は病院から家に戻りエサと散歩を済ませ再び病院へ。丁度息を引き取る所だった。今思うと爺さん格好いいじゃないか、と思うのだ。最期が太郎にエサって。後一つ思い出した。病院から祖父を家まで車に乗せたのだが自家用車だったから足が出るだの曲げればいいだのシートを倒せだの倒さなくても大丈夫だの、今考えるとコントみたい。
今日はそんな休演日でした。